お寺の屋根瓦が飛んだ所を僕は見たことがありません。
今年の台風の被害で住宅の屋根瓦が飛んだ所が多いのはなぜでしょうか?
おそらく施工精度(技術)の違いもあるのではないでしょうか?
台風対策が取られていないのでは無いでしょうか?
長年住まいを見ていると、素材の瓦は50年は耐久性があるようです。
しかし、古い屋根で土葺きの場合には、泥の接着力で張り付けてあり、30年ぐらいすると、凍害・霜・風・などで接着力が失われています。
もちろん、棟瓦の納めなどもなども同じです。風化により接着力無くなり瓦が動き出しています。
そこで神社のように、住宅も30年ぐらいで遷宮をしてはどうでしょうか?
車のような車検ならぬ「住検」をしてはどうでしょうか?
年々災害が大きくなっているようです。
大型点検「大住検」をして、今後の災害に対応した「安全な住まい」づくりをしましょう。
気候変動にも対応した、「断熱改修」も合わせて行い、「環境にやさしい住生活」を送りましょう。
↓風化した土は粉のようになっています。
↓泥の接着力が無くなりずり動いた状況。
↓風害や塩害が起こりやすい地域はより注意しましょう。