改装していく中で、黒く色のついた味のある竹がリビングに準備されていました。
実はこの竹は、この古民家をリフォームする際に出てきたものです。
昔、この家の「囲炉裏」や流しの「くど」などの煙で、木材や屋根のカヤが燻されることにより、虫がつかなくしたものです。
長年使われてきたため、その煙で黒く燻されています。
ちょっと磨けばピカピカになりますよ。
最近日本では、囲炉裏の住宅が少ないため、この竹は大変貴重なものとなっています。
この貴重な竹を利用して、デザインしていきます。
こうして使うことにより、この家の歴史を感じることができ、家にも愛着がわきます。
歴史を感じさせてくれる家。
このような家の楽しみ方もいいのではないでしょうか。
#㈲持田建築の出来る事、いや私の出来る事です。
私も燻し銀?