6mのカウンター材(杉板)です。
グリー材で厚さがあり、雨が続いて思うように乾燥しないので、室内で乾燥させました。
事務所は「断熱の部屋」なので乾燥して困っていましたが、丁度良く湿度が上がりました。
当初は94% → 22.6~35.8%まで下がりました。 半月ほどです。
もう直ぐ使用可能になると思います。
一般住宅では、当然「人工乾燥材」KD材を使用しますが、これは特別な長さなので、そんな素材がありませんでした。
断熱の家にグリーン材を使用すると、当然湿気が壁の中に出て、断熱材がそれを含んでしまいます。 吸湿性のある素材は全くダメですね。
そして、入居後、乾燥による木材の収縮が致命傷となります。
気密性が損なわれ、そこから外気が入れば→結論発生→木材の不朽→カビの発生→などなど。
断熱住宅の第一の注意点です。しかも「目には見えない」ところで起きています。
↓ 板類の薄い物は屋外で乾燥中です。
冬の空気は乾燥していますので、直ぐに乾きます。
昔は上棟後の状態で「冬の空っ風」にさらして、家を乾燥させたものです。
この期間が1ヶ月以上あれば、完成後1年は狂いませんでした。
3が月以上の場合には、3年は狂いが出ませんでした。
長ければ長いほど木材が完全乾燥状体に近くなります。
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