小雨がしとしと降る朝、地鎮祭の儀式が厳かに行われました。
今は「誰も住んでない古民家」をリノベーション。
私からみると、あまり希少価値を感じさせない建物？。
しかし、お施主様の視線はまるで宝物を見つけたかの如く輝いて見えました。
使わなくなった生活道具や既存建物の間取りを有効活用されます。
つぎからつぎへと出てくるアイデアを至る所に当て嵌め、当社の技術を持ってまとめ上げます。
そして、この家に「息を吹き返す」お手伝いが出来る事は、本当に楽しみで仕方がありません。

地鎮祭とは、土地の神様に「災い」が起きないようにお願いし、業者は「工事の安全」を祈願する祭典です。
小さく盛った砂山に、木製の鍬でお施主様一家・施工業者を含め順番に「えい　えい　えい」と３回唱えながら鍬入れをする。
宮司の祝詞が天に届き、一家の幸せな家づくりが出来る喜びは、何とも言えない醍醐味でした。

この「ご家族の笑顔を、私たちが大切に守って行く」、重大な責任を感じながら施工したいと思います。