自宅の「木」を製材して使うために「委託製材」に立ち会いました。
日本中に桧や杉の木が沢山あるのに、今ではほとんど使っていません。
以前ドイツに見に行った時には、林道が整備され、低コストで運搬できる仕組みが取られていました。
①山で木を切る人(チェンソーを持つ人に免許を与える)
②大きな製材所
③小さい製材所
④販売する人
⑤加工する人(工務店)
⑥消費者
⑦銀行(地場でリフォームする人は金利が安い)
⑧大学(森林を守る学問、山を管理する人に免許を与える)
⑨バイオマス発電所付の団地
これらが連携されていて、製材されたものが、半径30キロメートル以内で消費される仕組みがありました。
それ以上の距離に運搬するとコストが掛り使用され無いそうです。
これは「地場産業・地方」を守るためだそうです。
地方に人がいなくなるのを防ぐためだそうです。
日本はこれが疎かになってはいないでしょうか?
※この木は半年ほど乾燥させてから使いますが、輸入材は船で運ぶため機械乾燥させて最初から軽くしてあります。
当社が作る家は「高気密・高断熱の家」なので、後に「乾燥し隙間が空かない」ために、絶対に「乾燥材・KD材」を使用しています。
「木材の乾燥の仕組み」を国が持たなければ、日本の「製材所」は無くなるし、「木」は世に出ないかもしれませんね?
〔製材の様子〕
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