「天災は忘れた頃にやって来る」と言いますが、
最近は忘れないうちにどんどんやって来ているようです。
風が吹けは「風速40m/s」越え、
地震と言えば「縦揺れ、横揺れ」が同時に発生したり、
「地震と大雪」が重なったり、
「長周期地震」が発生し、遠く離れた地点でも超高層ビルが大きくゆれたり、
雨と言えば「ゲリラ豪雨」が突然やって来たり、
予期せぬことが増えています。
住宅の役割が、大昔の「雨風をしのぐ為の物」が、「カッコいいもの」になったり、「大家族の為の物」が「核家族の為の物」に成ったり変化してきました。
しかし、土砂災害やそれに伴う水害には、住宅の強度ではどうにもならないことが、今回の災害で思い知らされました。
自然の力はものすごく恐ろしいとしか言いようがありません。
災害に対し、自分で「コンクリートの防護壁」を作ったり、「耐震強度」を最高に高めたり、温暖化に対し「温熱対策」をしたり、エネルギー問題に対し「省エネ住宅」にしたりと、出来る限り安心・安全な建物にする事を「第一」に考えなければいけないようになりました。
そこで、今回#㈲持田建築からは耐震性に関してのお話です。
耐震等級には1~3までありますが、
1=建築基準法の1.00倍
2=建築基準法の1.25倍
3=建築基準法の1.50倍 となっています。
(昔、手計算の時代は、1.75倍ぐらいにしていました)
今回の下の図面は、耐震性に特化した平面プランです。
左右対称に近くし、建物の重心と、強さの中心「剛心」はほぼ一致させてあり、ねじれの出ない安心なプランです。
建築基準法の2.0倍の計算がしてあり、「耐震等級5」とでも書いておきます。(等級は3までしかありません)
耐震性を上げるには、シンメトリーな平面計画にし、偏った吹抜けや、いびつな形状は避けましょう。
シンプルな計画をしましょう。
今までは、耐震強度を建築基準法の1.5倍をめどに設計していましたが、今後#㈲持田建築では2倍を目標にしたいと思います。
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