リスボン市内視察 10/19木
▼カトラバのオリエンテ駅の視察
左右に広がる羽のようなものは、横断歩道橋。↓
しなやかでかっこいい構造ですが、実は使用されていないのです。
なぜだか?分かりますか?
▼アルバロ シザの万博・ポルトガル館↓
Expo’98の時に作られ建物見学。
まるでタペストリーのような軽い感じに見えますが、鉄筋コンクリート構造です。
ガイドさんの説明にもありましたが、糸をたるませた感じに設計されたそうです。
日本ではそれを「糸弛み」と言って、神社仏閣の屋根の反りに採用されています。
曲線は重力に逆らわず、自然な感じが一番美しいとされています。
リスボンから約100㎞移動。
▼城壁に囲まれたオビトスの町並み視察
ここは、13世紀末の国王が結婚のお祝いに、この村を王妃にプレゼントされたことが始まりで、
その後王妃が自分の財産としてこの村を管理し、後の王妃に受け継がれてきた町だそうです。
この城壁は、他国との戦争の時、村人が皆殺しにされるのを防ぐために必要だったそうです。
(日本の戦国時代は、後に田畑をさせるために村人は逃がし、殺さなかったそうですね)
王妃に受け継がれるなかで町が大きくなると、城壁も徐々に広がったそうです。
城門をくぐると城壁は圧巻で、建物は「黄色」「青」の 門構えのような着色が有り、印象的でした。
町もきれいで、そして観光客でいっぱいでした。
石畳の道路は中世を感じさせ、人々の歴史が感じられました。今は観光客が増え、大変賑っていました。