写真はよく使うサッシですが、断熱性も気密性能も物凄く良くなってきました。
その為、、窓からの隙間風が入らなくなっているにもかかわらず、「換気」について考えていない人が多いように思われます。
湿度が30%より下がるとウイルスが急に増えて、50%を超えるといなくなると言われています。
昔の窓なら隙間風が室内に入って来て、内外の湿度差が無くなるのが一般的です。
しかし、このようなサッシの場合には、住む人が故意に換気をしなければ室内空気は入れ替わりません。
それが、窓を定期的に開ける、換気扇を回す、24時間換気システムを付けっぱなしにしておく、などなどです。
換気が悪く、湿度が低い空間で、のどがカラカラになるまで大声を出せば、のどの粘膜などにウイルスが付着し、感染するリスクが高くなります。(一般論ですが)
あくまでも一般的な考えですが、だれもが「換気と湿度」について、もう一度関連性を考えてもらいたいと思います。
特に最近、手掛けている、「高気密・高断熱住宅」あるいは「パッシブハウス」、「ハイスペック古民家」などです。
冬の寒さ対策、夏の暑さ対策、健康的な生活にはとても楽しみな建物です。
目には見えない換気について考えて生活してください。