社長ブログ
変わりネタですみません。
木骨も骸骨も力の流れが見えるんです。
先日、国立科学博物館に行きました。 以前から見たかった恐竜の展示があったからです。
サバの骨と木骨
堀越二郎さんがサバの骨を研究して戦闘機の骨組みを作ったという話ですが、サバの骨はとても強くて軽い形をしているんです。その形が、飛行機が飛ぶために必要な力を効率よく受け止めるのにピッタリだということです。つまり、自然のもの(サバの骨)の形を参考にして、飛行機の骨組みも無駄なく強く作ったということですね。
次に、木造住宅の骨組み(骨組みとは、家を支える柱や梁の部分)についてですが、力がきちんと流れるように作られていると、家は丈夫で安全になります。その力の流れが「綺麗」と感じるのは、無駄がなく、力がうまく伝わっている証拠です。そして、そのような構造が最も安くて、安全な家を作ることができるのです。
知り合いの整体師は知っていた
整体師の方が「人間と恐竜の骨は同じような仕組み」と言われビックリしました。どちらも力をうまく伝えるように作られているからです。例えば、体を支える骨や筋肉は、どれも無駄がなくて、最適に力を伝える仕組みになっています。恐竜の骨も、人間の骨も、効率的に力を受け止めるようにできているんです。
そして、家を作る時に「許容応力度計算」をするというのは、力がどのように伝わるかを計算して、強くて安全な家を作るために必要な作業です。これをすることで、家がしっかりとした骨組みで作られ、地震などの力にも耐えられるようになるんです。
まとめると、自然の形や構造がどれも効率よく力を受け止めるようになっているのと同じように、家の骨組みも力の流れを考えて作られることで、安全で丈夫な家ができる、ということです。