社長ブログ
6月研修川崎「スタック効果」とは
―煙突効果―

今月も三浦氏による「空気の移動」についての研修でした。
特に「浮力」についての難しい内容でしたがまとめてみました。
高さによって空気の流れは変わります
冬になると、「1階は足元が寒いのに、2階は暖かい」と感じたことはありませんか。(一般住宅)
これは暖かい空気が軽く、冷たい空気が重いという性質によるものです。
室内で暖められた空気は上へ上へと昇り、2階や天井付近のわずかな隙間から外へ逃げようとします。一方で、逃げた空気の分だけ、1階や床下の隙間から冷たい外気が室内へ入り込みます。
この現象を**「煙突効果(スタック効果)」**と呼びます。
つまり、
- 建物の下の方では、外気が室内へ入る
- 建物の上の方では、暖かい空気が外へ逃げる
という空気の流れが自然に発生しているのです。
温度差が大きいほど空気は動く
外が0℃、室内が20℃という冬の日は、室内外の温度差が大きくなります。
この温度差が大きいほど、建物の中の空気は勢いよく上昇し、暖房で暖めた空気が逃げやすくなります。
その結果、
- 足元が冷える
- 暖房が効きにくい
- 光熱費が増える
という現象につながります。
イメージ図

ただし、高気密高断熱の場合にはほとんど起きない現象ですので安心してください。