社長ブログ
サグラダ・ファミリアに学ぶ、本物の建築

100年以上かけて完成した建築から学ぶもの
2019年、スペイン・バルセロナのサグラダ・ファミリアを訪れました。
その時はまだ、幾本ものクレーンが立ち並び、建物は完成へ向かう途中でした。
そして2026年、着工から144年を経て大きな節目を迎え、ガウディが思い描いた姿に近づいたと聞きました。
建築とは、完成した姿だけが価値ではありません。
何世代もの職人が技術を受け継ぎ、一つひとつ積み重ねてきた時間そのものが、建物の価値を生み出しています。

サグラダ・ファミリアの内部に立つと、まるで森の中にいるような空間が広がります。枝分かれした柱は、巨大な屋根を美しく、そして合理的に支えています。
その姿を見て感じたのは、
「美しい建物は、優れた構造から生まれる。」
ということでした。
これは私たちが手掛ける木造住宅にも共通しています。



見えなくなる構造こそ丁寧に造り、力の流れを考え、何十年、何百年と住み継がれる家を目指す。
流行に左右される家ではなく、世代を超えて受け継がれる住まいをつくること。
それが、江戸時代から13代続く持田建築が大切にしてきた家づくりです。

技術は未来へ。
先人が築いた技術を受け継ぎ、現代の性能と融合させ、次の世代へつないでいく。
サグラダ・ファミリアを訪れた時、その想いは世界共通なのだと改めて感じました。

過去が未来につながる。
これからも、その想いを大切に、一棟一棟の家づくりに取り組んでいきます。

ガウディは、
「私の施主は急いでおられない。神だから。」
という有名な言葉を残しました。
建物とは、何十年、何百年という時間の中で完成していくものだという考え方です。
日本にも昔から、
「家は完全に完成させてはいけない。」
という考え方があります。
それは、子や孫が手を入れながら住み継ぎ、家とともに家族や土地を守っていくためです。
私たちは、新築住宅も同じだと考えています。
家は30年で建て替えるものではなく、100年住み継ぐもの。
世代が変わっても性能を保ち、安心して暮らせる住まいであることが、本当に価値のある家ではないでしょうか。
モチダdeパッシブは、最新の断熱・気密・耐震技術を取り入れながらも、流行だけを追う家ではなく、次の世代、そのまた次の世代へ受け継がれる家を目指しています。
技術は未来へ。
そして家は、未来へ受け継ぐタイムマシン。
私たちは、100年後も価値のある家づくりを続けていきます。