現場レポート
吹付断熱「14年前」と変わりなし。

吹付断熱材は、2液が100%化合するので安全でした。
吹付断熱材に関して、わかりやすく説明しますね。
吹付断熱材は、2種類の液体が反応して100%化合するため、完成後は非常に安定していて、安全だとされています。この技術が使われているウレタンフォームは、今や私たちの生活の中で非常に広く利用されています。
例えば、ウレタンフォームは以下のようなものにも使われています:
- 車のシート
- ゴム製品(タイヤなど)
- 伸縮性のある衣類
- 合板の接着剤
- 芳香剤など
ウレタンフォームはその安定性から、世界中でさまざまな製品に使われており、特に住宅では見えない部分にも使われています。住宅の断熱や防音材としても重要な役割を果たしており、生活に欠かせない存在です。
さらに、現場で発泡した後に残った材料も再利用できるようになっています。 また弊社では、木材との接着部分を減らすために「剥離紙」を使うことで、後で取り外しやすくする工夫もされています。
また昨年、試験場でウレタンフォームを吹付10日目の物と2年経過したものを検査しましたが、危険な化学物質は一切検出されませんでした。これからも安心して使える素材として、私たちの生活を支えているのです。
ウレタンフォームは、「伸びるプラスチック」と言ってもいいくらい、柔軟でさまざまな用途に活用されています。
Before:2011年9月に吹付。

↓After:14年後

全く、隙間が空くことも無く・短むことも無く・垂れさがることも無く、本当に安定した素材でした。

日焼けはしているものの、何の変化もありませんでしたので、このまま工事を再開しています。