社長ブログ
一畑寺にお参り
天井一面に飾られた風鈴に、思わず圧倒されました。
普段は仕事のことばかり考えている私にとって、この空間は驚きであると同時に、心が安らぐひとときでもありました。

落慶法要から八か月。時間だけが過ぎていましたが、ふと思い返すと、ここは『出雲風土記』にも記される神名樋山の地。このお寺もその一つであり、佐香川の源流にあたる場所です。
古代の人々にとって、「水」と「雲」は命を支える、とても大切な存在だったのでしょう。寺社の屋根の両端には、雲や水を表すとされる「鰭(ひれ)」の彫刻が施され、火災から守っていただくという願いが込められていたそうです。
この本堂も、もとは茅葺き屋根で、たびたび火災に見舞われ、檀家の皆様にご迷惑をおかけしていました。そのため、この観音堂は、ご本尊である観音様の「予備のお堂」として建立されたのが始まりだと伺いました。
つまり、このお寺には二体の観音様がお祀りされていることになります。それが「おかげがたくさんある」と言われる由縁なのかもしれません。
今日は仕事ではなく、初めて「お砂踏み」をさせていただきました。無事に結願することができ、心穏やかな一日となりました。
ありがとうございました。


天空の間より下界を望む

一畑寺本堂(一畑薬師)
